【感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 50話(最終回)

MBS動画イズムにて視聴

 

 

良い最終回だったと思う。

 

鉄華団のメンバーはそれぞれの道に進み、多くは戦い以外の道に進んだ。

ギャラルホルンや火星の統治についても改善され、

不当な介入や火星の搾取も無くなるのだろう。

 

火星の王には程遠いけど、オルガが目指していたように

真っ当に働いて生きていけるようになった。

 

鉄華団の戦いに見合った結末だと思う。

 

キャラクターについては、

イオク・クジャンが昭弘によって討たれた事と、

ジュリエッタ鉄華団を人間らしいと評した事で

命を落としたタービンズ鉄華団のメンバーも報われたと思った。

 

最終回を視聴した時点ではイオクの事は大して憎くもなかったのだが、

それでも多くの民間人を巻き込んだり、

無抵抗で逃げるタービンズを一方的に殺した仇が、

命懸けで戦う昭弘相手に勝ったり逃げ延びたりしたら、我慢ならなかっただろう。

 

また、生きるために戦った(戦わざるを得なかった)鉄華団に対し、

身内以外にも理解者が居たのは良かった。

 

一部のメンバーは、オルガの敵を討つために戦いを続けているが、

鉄華団のヤクザじみた一面が久々で、少し楽しかった。

 

作品全体の評価として、

モビルスーツのデザイン、格闘メインの戦闘、

任侠ものっぽい雰囲気、キャラクター(外見・性格)が良かった。

 

残念だったのは、

モビルアーマーとマクギリスの活躍が無さ過ぎたこと。

バルバトスルプスレクスの超大型メイスも、あまり活かされていなかった印象。

最終回の素手と尻尾だけの状態の方が、輝いてた。

【感想】ALL OUT!! 第25話(最終回)

ニコニコ動画にて視聴。

 

allout-anime.com

 

原作が未完ということもあり、

終わり方としてはあまり綺麗ではない、区切りの悪い印象だった。

 

シリーズ通しての感想としては、

当たり外れが多いが平均すると面白い方だったと思う。

 

最初の1話・2話はとてもテンポが悪く、その後の視聴をやめようかとも思った。

その後、慶常高校との試合あたりからテンポが改善され、

籠コーチの登場から話の内容も面白くなっていった。

 

見どころだったのは、

主人公やチームの成長、

才能の違いの受け止め方、

諸々のラグビー論(スポーツ論・教育論)。

 

女性キャラの登場が少ないこともあってか、

各校の女子マネージャーも魅力的に見えた。

 

気になった点としては、

たまにテンポが悪い回(23話など)がある事、

一部のキャラ(石清水・御幸など)がイチャイチャしすぎな事。

 

原作はほぼ未読だが、

主人公たち神高ラグビー部の今後はとても気になる。

機会があったら原作も読んでみたい。

 

【感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 49話

MBS動画イズムにて視聴。

 

マクギリスとガエリオが対決し、マクギリスが死んだ。

 

まだ最終回が残っているが、現時点での印象として

面白くない展開だな、と思う。

 

一武装組織や一将校が世界を統治するような巨大組織に敗れるのは

現実的に考えれば当たり前のこと。

 

勝てそうもない相手に勝ったり、

勝てないまでも何かしらの影響を残したり、

「当たり前」や「成り行き」から逸脱してこその物語ではないのか。

 

マクギリスは、結局何もできていない。

マクギリスやガエリオの心中には変化があったかもしれないが、

それは作品終盤でのぽっと出の要素だ。

 

自分が着目していたのは、

ギャラルホルンが支配する世界と、火星で傭兵として生きる少年たちの行方。

でも、それらは作品当初から殆ど変わっていない。

第1話と同様、少年たちがギャラルホルンによって殺されようとしているだけだ。

 

この物語の結末がどのようなものになるか。

今は、不安でしかない。

【感想】龍の歯医者 シーズン1

Amazonビデオで視聴。

 

www.nhk.or.jp

 

作品のテーマとしては、

「人間はいつか必ず死ぬ、死期を知っていたとしてどう生きるか」

といった感じだと思う。

 

死期を知ってなお前向きに生きようとする野ノ子は結局劇中最後まで生き、

死期を知っているなら、生き永らえようとすべきだと主張していたベルは死んだ。

結局「なるようになった」という印象だった。

 

アートワークは見事だしクオリティは高いけど、

前述の印象から、あまり心に残らなかった。

 

シーズン2以降もあるのだろうか?

野ノ子の今後などは興味があるし、見てみたいと思う。

【感想】ブレイド シリーズ

いずれもAmazonで字幕版を視聴。

 

ブレイド

 小さいころに見た記憶があるが、殆ど覚えていなかった。

 

 黒人+ダンピール+ロングコート+ニンジャという組合せが

 斬新で独特でクール。

 

 敵の造形(色白で美形なヴァンパイア)や

 シチュエーション(ナイトクラブ等)、

 BGM(なんていうジャンルかよく分からない)、 

 様々な武器を駆使した素早いアクション、

 残心や瞑想のようなオリエンタルな要素など、

 様々な要素がうまく調和していてとてもスタイリッシュ。

 

 欠点としては、最後のフロストとの剣劇がイマイチだった。

 抗凝固剤を投げるシーンはカッコ良かったが、

 剣での打ち合いはあまり練られていないように感じた。

 

 

ブレイド

 今回初めて見た。

 

 リーパーという種族が敵として登場するが、

 造形がグロテスクなクリーチャーのため、

 前作のようなスタイリッシュさは薄れてしまった。

 

 せっかくヴァンパイアと共闘することになったのに、

 SFチックな装備に身を固めてしまったのも残念。

 

 敵味方関係もややこしく(裏切りが多い)、

 登場人物に共感できなかった。

 

 序盤のアクションシーンは前作を超える素晴らしい出来だったが、

 中盤以降のリーパーとの戦いは全くカッコよくなかった。

 

ブレイド

 今回初めて見た。

 

 主人公が人間を殺してしまい、人間を敵に回してしまう展開だが、

 中盤以降、人間と敵対しているという状況がほとんど活かせていなかった。

 

 最終的に関係を回復する訳でもなく、投げっぱなしのため

 不要な要素(無い方が良い)だったと思う。

 

 今回の敵はヴァンパイアと、その祖先であるドラキュラだ。

 ドラキュラ以外はパッとしないし、

 ドラキュラも筋肉モリモリで坊主頭のむさ苦しい感じで、

 やはり1作目のようなスタイリッシュさはない。

 

 一番残念だったのは主人公の衣装で、

 長袖の赤いインナーがカッコ悪い。

 

一番良かったのは1作目、

そこからだいぶ落ちて2作目・3作目。

2作目・3作目は同じくらい、というのが自分の中での評価。

 

 

 

【感想】ウオッチメン

ネタバレあり。

Amazonビデオで視聴。

 

前情報としては、ロールシャッハというキャラを知っていた程度。

 

キャラの一人一人が濃くて、キャラ同士の繋がりも多く、見応えがあった。

 

一番気に入ったのはロールシャッハ

視聴前はとにかく容赦がないキャラという認識だったが、

 

仲間とのつながりを求めていたり、

服装にこだわりがあったり、

共感できる要素が多かった。

 

終盤で死んでしまうのは展開として残念だったし

ロールシャッハが好きだったから)、

いくら本人が望んだとはいえ殺すのは酷いとも思った。

ただ、最後のロールシャッハ記により彼の望みが叶うのかと思うと、

報われたのだとも思った。

 

作品自体のクオリティは高いが、

アメリカとソ連の2ヶ国の関係をもって

人類の未来がどうのこうのというのは気に入らなかった。

 

アメリカとソ連以外にも国や人はいるし、

あの時点での冷戦や核戦争を回避しても、

人の歴史は続いて戦争が起きることもあるはずだ。

【感想】銀と金(テレビ東京)

主人公の恰好や銀二のキャラ付けなど、

あまり原作に忠実ではなかったが、それ自体は悪くなかった。

 

主人公の活舌の悪さが気になった。

また、終盤の後ろで束ねた髪型がわざとらしく感じて好きじゃなかった。

序盤の髭面の姿の方が、新鮮だし現代的でいいアレンジだと思った。

 

脇役、適役は魅力的なのが多かった。

西条の調子に乗ってるボンボンらしさと、

蔵前や有賀の狂った感じが良かった。

 

一番良かったのは、amazarashiの唄うオープニングかな。

 

amazarashiってニーアオートマタの曲も唄ってたのね。

自分は知らなかったけど、人気みたい。ほかの曲も聞いてみよう。

 

www.amazarashi.com